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【ドメイン変更】リダイレクト301のやり方と注意点

2022/01/13
サーチコンソール関連
サイトのリニューアルやドメイン、URLの変更の際、必要対策となる「リダイレクト301」に関する記事を掲載しています。やり方、注意点などまとめています。

301リダイレクトとは

Webページを恒久的に移転先へ転送する処理コードです。

どこもでも書かれている内容になりますが、サイトやページを新しいドメインに変更した際、「リダイレクト301」を設定しておくことで旧URLから新URLへ自動転送してくれます。

301リダイレクト ・元URLから新URLへ恒久的に転送
・被リンクとページ評価を引き継げる

サイトのリニューアルや引っ越し、URLの変更の際、「リダイレクト301」の設定・対策がされていないと大幅にアクセスが減少します。

サイトのリニューアルの際、何度も失敗している私としては、出来る限りドメインの変更やURLの変更は行わない方が良いです。ページ評価は引き継げるとのことですが、完全に引き継がれる訳ではないので対策していてもアクセスは減少します。

また、引き継がれるまでの期間、数週間から数か月となるのでその間、クロールされない、インデックスまでの時間が膨大に掛かるなどデメリットが生じます。

ちなみに「302リダイレクト」の方は一時的な転送処理コードです。大規模な改修(メンテナンス)など、一時的なリンク間の転送が必要になる場合使用します。
注意:「リダイレクト302」は検索結果に旧URLが残り、ページ評価も引き継がれません。

ダイレクト301のやり方

「.htaccess」形式でファイルを作成してサーバー上のディレクトリに設置(google推奨)します。

そもそも「.htaccess」ファイルとは?(簡単に)

サーバー上で利用できるコントロール設定ファイルです。作り方は簡単でテキストエディッタ(メモ帳など)で情報を記事してファイル名を「.htaccsess」で保存すればOKです。

では必要情報とは?
.htaccsessで設定できることは豊富にあり記述情報も様々です。

ドメインを変更した場合のリダイレクト301の例

RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^www.■■.com
RewriteRule ^(.*) https://www.▲▲.com/$1 [R=301,L]

転送元のURLが■■とし、転送先が▲▲となります。

※最後に改行(エンターキー)をいれてください。
※文字コードUTF-8、BOM無し。デフォルトではメモ帳の右下に「UFT-8」と表示されている筈です。
※「.」を先頭にしたファイル名では保存できない場合、一時的に「〇〇.htaccsess」で保存してアップロード後に「.htaccsess」へファイル名を変更すれば大丈夫です。

「.htaccsess」ファイルが準備できたら任意のサーバーへアップロードし、ディレクトリのトップに設置してください。

「.htaccsess」ファイルのアップロード

「.htaccsess」に関してはFTPソフトを利用してアップロードしファイルを設置します。

FTPソフトに関してサイト運営会社で対応しているソフトを確認する必要があります。

また、そもそも「リダイレクト301」に対応していない業者もあるので.htaccsessファイルを作成する前に合わせて確認しましょう。

代表的なFTPソフト FileZilla

FFFTP

WinSCP
無料で使えるFTPソフトとなり日本語にも対応しています。Wordpress関連のFTPで調べているとよく紹介されている便利ツールです。

正しく「リダイレクト301」されているか確認

.htaccessのアップロード、設定が完了したらリダイレクトチェッカーなど利用して正しく設定されているか確認するころができます。

リダイレクトチェックツール

リダイレクトチェッカー

旧URLを入力するだけで簡単にチェックできるツールです。

問題やエラーがなけらば「301リダイレクト設定しています。」と表示されます。

リダイレクトが機能しているか心配な方はチェックしてみるのも元URLをチェックしてみてみるの良さそうです。

リダイレクト301イメージ①

個人的には

個人的には出来ればドメインの変更、URLの変更は避けた方が良い感じです。

理由は上記で記述した通り、アクセス数は減少、クロールはされない、インデックスには時間が掛かるなどデメリットが多かったからです。(対策不十分だった可能性も)

特に、.htaccessファイルは簡単に作成はできますが、少しのミスでリダイレクトするところを無限ループや検索結果から消失するなどリスクが非常に大きいです。

修正できる知識やスキルがあれば問題ないのですが、私のように何が起こっているかわからない状況では、ただただパニックに陥ります。

なので、個人的にはなりますが、よほどの理由がない限り、ドメイン、URLは変更しないのが一番です。